改作"エヴァンゲリヲン"についての、庵野監督のメッセージ。

重箱の隅を突付くようなツッコミ方で恐縮ですが。

エヴァはもう古い、とも感じます。
>しかし、この12年間エヴァより新しいアニメはありませんでした。

う〜ん、新しいアニメが"無かった"のか?
エヴァ以上の"ムーヴメントを起こした"アニメが無かったと言ったほうが正確のような気がするかな。
もしくはエヴァ以上の"メッセージ性の強い"アニメと言ったほうが良いのか。
とにかく、エヴァ以上に見る者にインパクトを与え、考えさせるアニメが無かったというのは確かだと思う。
そういう意味で、アニメにおいての"新しさ"の定義の問題もあるんだろうけど。
(少なくても自分の知る限りの)日本のアニメを振り返るに、エヴァのような斬新さのある作品というのは10年単位でしか出てこないもんだと思う。
・・・・・・あ、じゃあ合ってるのか?(苦笑)
 
他にも『閉じて停滞した現代には、技術論でなく志を示すことが大切』だとか『アニメ離れが加速している(らしい)中高生に向けた作品の必要性』という言葉に、戦後民主主義ゆとり教育の否定と幕末〜明治維新への憧れを感じるネオナショナリズムとの関連を考えてしまうのですが長ったらしくなるので割愛。
 
とにかく監督の強い想いを感じるメッセージに不安9割期待1割な印象ですが、昔以上に面倒なしがらみが多くついてる作品をどう作り直すんでしょうかね?と楽しみにしております。
・・・・・・まあ多分、いっしょに見に行った人といろいろ愚痴りながら見ることになるんだと思うんでしょうが。
 
あと気になるのは今の時点で言い切った「9月1日公開」を死守できるか?でしょうかね(爆)

しかし、さくらん働きマン、ちょっと昔でシュガシュガルーンと大活躍中の安野モヨコ女史といい、兼弘・柴門夫婦バリによく働く夫婦ですなぁ(笑)