シュガーコートフリークス発売&Littlewitch無期限休止。

先ほど萌王ブログのインタビューを読んで、思わずたそがれてしまったり。
エロゲには珍しい絵遣いに惹かれて『北へ。』ファンの友人(女性)から譲ってもらった結果、数々の衝撃を受けた『白詰草話
当時非常に珍しかったクラシック音楽というテーマを見事にやりきった『Quartett!
魔法と剣という正当なファンタジーに挑んだ『少女魔法学リトルウィッチロマネスク
初の完全フルボイスの下展開された、Littlewitch流メイドゲーム『ロンド・リーフレット
長崎を舞台にLittlewitchが初めて手につけた学園青春モノ『ピリオド』
エロと女の子の可愛らしさを前面に押し出した『聖剣のフェアリース
……そして、『シュガーコートフリークス
 
それぞれの作品にいろんな思い出と出会いがあったブランドだった。
自分の中には、エロゲブランドの中でも『おしゃれであること』にこだわり続けたブランドだったなと思う。
昔、『女性の目から見て、(エロゲに出る)女の子のファッションセンスがおかしいものが多い』という話を聞いたが、逆にLittlewitchの場合はキャラが着てる衣装の可愛らしさに惹かれる女性ファンが多かった印象がある。
コスプレイヤーさんでも『マイナーな作品なんだけど、服が可愛くて』と話してる子が多かった。
劇中の曲も洗練されてて、白詰草話とQuartette!は未だに音楽プレイヤーの中に入れて聞いている。
『Quartette!』が無ければ細井聡司大将にも出会うこともなかっただろうし、bambooさんとmilktubに辿りつくことも無かったと思う。
当時まだフルボイスが珍しかった時代に登場したFFDという演出手法はいわずもがな。
 
コンシューマーに移植されたDC版の白詰草話は、キャスト陣も豪華で凄く出来が良くて、そのせいで未だにDCが手放せずにいる。
中でも金田朋子の沙友の演技と、古谷徹演じるスパッドのインパクトは俊逸の一言。
PSに移植されたQuartette!も、清水愛のシャルはとにかく可愛らしさ満点だったし、池澤春菜のメイが啖呵をきるところは未だに名シーンとして心に残ってる。
CDドラマ版のロマネクスでは能登麻美子フィアンナ舞太のティエに萌えまくった一方で、稲田徹さんのヴァンクリフ公と浪川大輔のアリアの兄には笑わせてもらった。
そいやPCで出たフルボイス版では、まきいづみお姉ちゃんがエルモアをやったんだよなーw
ロンドリーフレットで初めて風音さんの存在を知って、なんて役にピッタリなお嬢様なんだろうと感心したwww
ぴりらじのまきいづみお姉ちゃんと大波こなみさんの掛け合いは面白かったし、少女騎士になるらじおでの青葉りんごの暴走っぷりもなかなかだった。
 
とにかく、「ここのブランドは面白い」と信仰にも近い熱意で追いかけた数少ないブランドがなくなってしまうというのは、残念でならない。
大槍センセイ自身はまだゲーム制作への熱意が強い模様なので、是非新作を出してほしい。
自分はLittlewitchが提示する、大凡エロゲらしくないポップなファンタジーが大好きでした。
また見れることを強く期待して、『シュガーコートフリークス』をプレイしたいと思います。
まずはお疲れ様でした。